- トップ
- いい部屋探しお役立ち情報
- 特定優良賃貸住宅
- 入居者負担額
特定優良賃貸住宅
国や自治体から家賃補助が受けられる賃貸住宅の事。
制度の内容がややこしく、ちゃんと分からなければ本当にお得なのか分からないのが特優賃ですが、きちんと理解すれば自分にとってメリットの大きいお部屋探しが出来ます。
入居者負担額
特優賃における入居者負担額は該当物件の管理開始日、入居者の収入により変動します。大阪市の場合は以下のような計算式により入居者負担額を決定します。
入居者負担額=家賃×(当初負担率+2%×管理開始日からの経過年数) |
当初負担率区分表*大阪市
3区分表 (平成8年9月までの管理開始) |
4区分表 (平成8年10月から10年6月末までの管理開始) |
5区分表 (平成10年7月以降の管理開始及び子育て世帯等支援型民間すまいりんぐ) |
||||||
区分 | 月額所得 | 負担率 | 区分 | 月額所得 | 負担率 | 区分 | 月額所得 | 負担率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 200,000円以上322,000円以下 *(153,000円以上) |
62% | Ⅰa | 200,000円以上268,000円以下 *(153,000円以上) |
54% | Ⅰa | 200,000円以上238,000円以下 *(153,000円以上) |
54% |
Ⅰb | 268,000円を超え322,000円以下 | 62% | Ⅰb | 238,000円を超え268,000円以下 | 57% | |||
Ⅰc | 268,000円を超え322,000円以下 | 62% | ||||||
Ⅱ | 322,000円を超え445,000円以下 | 74% | ||||||
Ⅲ | 445,000円を超え601,000円以下 | 84% |
*( )の金額は、主たる収入者が40歳未満の方で今後収入の増加が見込まれる場合に適用。
入居者負担額計算例(大阪市の場合)
契約家賃 | 110,000円 | 算出式 | ||
管理開始日 | 平成9年5月 | 契約家賃 当初負担率 管理経過年数 入居者負担額 | ||
契約時の管理経過年数 | 8年 | 110,000円 × ( 62% + 2% × 8年 )= 85800円 | ||
所得区分 | Ⅰb |
|
「子育て支援等ストック活用制度」の創設
平成16年から、大阪市において「子育て支援等ストック活用制度」が新規に創設されました。
通常は以下のような計算式により入居者負担額を決定しますが
入居者負担額=家賃×(当初負担率+2%×管理開始日からの経過年数) |
現在の家賃減額補助に加えて、大阪市と公社が入居者負担額を軽減することにより、一定の条件を満たす入居者が入居しやすい環境整備を行い、入居の促進を図るとともに当制度では毎年入居者負担額が契約家賃の2%上昇する傾斜家賃でありますが、子育て支援等の方が入居された場合、入居者負担額の上昇を停止することにより、継続して入居して頂けるよう制度が改善されております。
入居者負担額=家賃×当初負担率 |