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特定優良賃貸住宅
国や自治体から家賃補助が受けられる賃貸住宅の事。
制度の内容がややこしく、ちゃんと分からなければ本当にお得なのか分からないのが特優賃ですが、きちんと理解すれば自分にとってメリットの大きいお部屋探しが出来ます。
特優賃の物件面と条件面の特徴
特優賃(特定優良賃貸住宅)は、法律で決められた厳しい建築基準をクリアして建てられていますので分譲マンション並のハイグレードマンションばかりです。更に自治体によっては国の基準に加えて独自の基準を設けている所もあります。
■2LDK・3LDKが中心
■耐火または準耐火構造
■天井高2.3m以上
■追い炊き機能や浴室乾燥機など充実した設備のマンションも
特優賃の最大の特長はなんと言っても、その家賃体系にあります。
家賃は物価、近隣家賃その他経済情勢に応じて適正な金額が設定され、その金額(契約家賃)から補助金額を除いた金額が入居者が実際に負担する家賃(入居者負担額)となります。
敷金はほぼ全ての物件で契約家賃の3ヶ月、解約引き(敷引き)は実費です。
大阪市では、平成10年度より独自の補助制度(家賃の額に連動する負担率加算方式)を採用しています。これは、入居世帯の所得(月額)に応じて家賃に対する負担率が定められており、その負担率を家賃の額に乗じて入居負担額を決定する方式です。
また、特優賃は仲介手数料が全く不要です。
特優賃は、住宅を必要とする方へ補助をする事が目的なので、仲介手数料等、契約に際して余分な費用は一切必要ありません。